顎関節症を疑う症状
投稿日:2022年7月12日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは!歯科医師の飯塚です。
口を開けるとお傷みが出たり、口が開け辛くなる症状を顎関節症と言います。主な原因として長期にわたり顎の関節に負担が掛かることによって生じます。歯ぎしりをする人、力仕事やスポーツで食いしばることが多い人等で多く見られます。初期だと無症状の事もありますが顎を動かすとこめかみからカクカク音がするのが特徴です。普段虫歯の治療を行う私たち歯科医師が顎関節症を疑うお口の中の症状がいくつかあります。一つは欠けていたり、大きくすり減った歯が何本もある場合です。また上顎や下顎の内側が盛り上がっていたり、歯の根元が抉れていたり(この状態は知覚過敏の原因になることも多いので歯が沁みる症状から顎関節症の診断に至ることもあります。)するのも咬む力が強い人に見られる状態なので顎関節症を疑う場合もあります。顎関節症に対してマウスピースを作ることをお勧めしています。お食事以外の通常時や睡眠時の過度な咬合力をマウスピースが代わりに負担することにより歯や顎関節を守る働きがあります。顎関節症でなくともその予防や歯が欠けることが多い人にお勧めすることもあります。もし気になりましたらいつでも御相談下さい。
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