歯と歯の間のケアしてますか?
投稿日:2021年1月13日
カテゴリ:未分類
こんにちは!歯科衛生士の前原です。
今日は歯間清掃についてお話ししていきます。
みなさんは歯磨きをするとき
歯ブラシで磨くだけでなく、歯と歯の間もケアしていますか?
どんなに完璧に磨いても、歯ブラシだけで取れる汚れは60%ほどと言われています。
残りの40%はハブラシでは触れない歯と歯の間に隠れています。
どんなに歯磨きを完璧にしても、歯と歯の間の汚れをそのままにしていてはそこからムシバになってしまいます。
歯と歯の間がムシバになってしまった場合は基本的に、前歯を除いては部分的に被せるような形になります。
実際に、日々診療をしていてもハブラシは上手にできているのにムシバが多く、被せ物をしなければならない方をよくお見かけします。
歯間清掃の方法としては、フロスや糸ようじ、歯間ブラシがあります。
それぞれ、落とせる場所が少し違います。
イラストのように
繋がった被せ物が入っている方や、矯正装置がついている方、歯と歯の隙間が広い方は歯間ブラシの方が得意です。
逆に、このイラストのように歯と歯の隙間が歯肉でしっかり満たされているような方が歯間ブラシでゴシゴシしてしまうと、
歯肉を傷つけてしまい下がってしまう原因になるのでフロスの使用をお勧めします。
自分にはどれが合っているのか分からないという方は、お越しいただいた時に質問していただければ一人一人に合った物を私たちからご紹介します。
毎食後の使用が理想的ですが、時間が取れないようであれば夜寝る前の歯磨きの時だけでも使っていただければと思います。
さらには、先に歯と歯のお掃除をしてから歯磨きしていただけるとより効果的です。
フロスの使用は慣れるまでは難しいと感じる方が多いと思いますので、ご不明な点などありましたら是非お気軽にお声掛けください。
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