定期健診で歯は残る
投稿日:2023年8月29日
カテゴリ:スタッフブログ
歯科医師の大久保です。
まだまだ暑い日が続いていますが、皆さんは体調崩されてないでしょうか?
今年の6月に大変興味深い研究結果が発表されました。
歯磨き粉などで有名なサンスターと、ミナケアという医療データを分析する会社が定期健診結果と歯科医院の診療情報をもとにした分析を行い、40代以降では歯科医院で定期的なメインテナンス受診をしている人は、単に治療だけで受診している人に比べて、明らかに歯の本数が多いことを示しました。
また、30代以降では喫煙者は非喫煙者に比べて歯の本数が明らかに少なく、年齢が高くなるほどその差が大きくなるという結果を示しました。
さらに、30歳以降では血糖コントロールが悪い人は正常な人に比べて、明らかに歯の本数が少ないことも示されました。
このようなビッグデータによる歯科への受診と歯の本数の関係を示した研究報告は今まで無かったので、歯科医院への定期受診や、全身の健康とお口の管理の重要性が改めて示されたことはとても興味深いです。
今後も当院では皆さんの全身の健康に配慮しながら、お口の健康を守っていきたいと思います。
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