自分の歯の数を知ってますか?
投稿日:2022年5月31日
カテゴリ:スタッフブログ
歯科医師の大久保です。
これから梅雨を迎えるのに、先週末は真夏のような暑さでしたね。
皆さんはご自分の歯の数を知っていますか?
そもそも人間の歯は生後8~9ヶ月くらいから生え始め、3歳くらいで乳歯20本が生えそろいます。
乳歯は6歳くらいから抜け始め、12歳頃には親知らずを除く28本が生えそろいます。
親知らずは4本生える人もいれば、全く生えない人もいるので大人の歯(永久歯)は28~32本になります。
歯の数とは、全く治療していない歯に加えて、詰め物をした歯や歯の根の上に被せてある差し歯も含みます。但し、取り外しの入れ歯になった部分やインプラントの部分は除きます。
8020運動とは厚生労働省と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」というものです。
20本以上の歯があれば食生活にほぼ満足できるという研究成果があることから考えられました。
最新の統計調査では80歳以上で20本以上の歯を持っている人は半分以下です。
体の健康を維持するためには、しっかりと食事が摂れることは欠かせません。
ご自分の歯を多く残すために毎日の口腔ケアと、定期健診での予防処置は大変重要です。
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