妊娠中のお口のケアについて
投稿日:2022年6月7日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科衛生士の末吉です。
今回は妊娠中のお口のケアについてお話させていただきます。
・歯茎が腫れたり出血がある
・気分が悪くて歯磨きができない
・食事回数が増え歯垢がたまりやすい
などのお悩みはございませんか?
妊娠により女性ホルモンが急激に増加することでプロボテラ・インターメディアという歯周病原性の細菌が増殖しやすくなります。また血管の透過性が高まり、唾液の粘性が増すことで口の中の自浄作用が低下し歯肉の炎症や出血が起こりやすくなります。
胎児の発育による食事回数の増加や『つわり』による食の好みの変化や歯磨きが困難になったりしてお口のケアが不足しがちになると口腔環境が悪化しむし歯や歯周疾患のリスクが高まります。
『つわり』の時はできるだけ気分のよい時に歯磨きをして磨けない時はブクブクうがいをこまめにするようにして下さい。
歯磨きの時はヘッドの小さな歯ブラシを使うのもおすすめです。
食の好みも変わりやすいので糖分の多い飲食物や酸性食品をダラダラ食べるのは控えましょう。
妊婦歯科検診を受け、比較的体調の安定した妊娠中期に必要な歯科治療を済ませるようにしましょう。
その他検診やお困りの事がございましたらいつでもお気軽にご相談下さい。
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